愛車のメンテナンスをするときに、整備初心者がおちいるトラブルの一つにボルトやナットの締め付けの不具合があります。
締め付けが弱すぎるとエンジンの振動や走行時の振動で緩んでしまいます。
締め付けが強すぎると、ボルトがなめてしまったり、パーツが破損してしまうなど、重大なトラブルが発生することがあります。
整備になれている人は、自分が使っているツールの癖や感覚で締め付けトルクを感じることが出来ますが、
そのレベルに達するには、相応の経験が必要になってしまいます。
結果、一般の人が組んだエンジンと、プロの整備士が組んだエンジンでは大きな差が出てしまうのです。
外装などの取り付けに関しては、ある程度は勘で取り付けても大きな問題が発生することはあまりありませんが、
エンジン本体や駆動系の組み付けは充分に経験を積んだプロの整備士でもトルクレンチを使います。
重大な箇所に関してはぜひトルクレンチを使ってください。